研修会・特別講演

平成10年度
1.研 修 会
 会員サービスの強化を図るため、年1回会員に対する情報提供の一環として実施していた研修会を稲作・畑作・酪農の部門別に開催することにし、稲作部門を2月に岩見沢で、酪農部門は4月に中標津で開催した。なお、畑作部門については6月に帯広において開催の予定である。
1)目   的
 農業を巡る情勢は、2000年から始まるWTO次期交渉を控え自由化の流れが加速し、さらに、需要の低迷もあり農畜産物価格の下落が続いており農家経済は厳しい状況に直面している。
 また、担い手不足や高齢化の進行、不耕作地の増加等多くの課題を抱えております。このような状況のなか、現在会期中の通常国会で今後の農政の新憲法となる新農業基本法案と農政改革関連法案等が審議されることになっております。
 新農業基本法は、農業が地域経済の柱になっている北海道にとって最大の関心事であることから、基調テーマを「北海道農業と新しい基本法」とし、さらに部門毎にテーマを設定して、当研究所の協力研究員の先生を講師に迎え研修会を実施する。
2)実施状況
(1) 稲作部門
 開催日時平成11年2月26日(金) 午後1時〜午後5時
 開催場所空知農業会館会議室 岩見沢市5条西5丁目2−1
 開催内容
  基調講演「北海道農業と新しい基本法の制定に向けて」
北海道大学 農学部 教授 太田原 高昭 氏
  課題講演「北海道の稲作経営問題」
釧路公立大学 教授 長尾 正克 氏
 参 加 者122名
 当研究所会員の市町村・農協・団体並びに支庁・普及センター・農業試験場等
(2) 酪農部門
 開催日時平成11年4月23日(金) 午後1時〜午後5時
 開催場所中標津町総合文化会館 中標津町東2条南3丁目1番地
 開催内容
  基調講演「食料・農業・農村基本法と北海道農業」
北海道大学 農学部 教授 太田原 高昭 氏
  課題講演「酪農経営と家畜糞尿処理問題」
北海道立根釧農業試験場 経営科長 岡田 直樹 氏
 参 加 者80名
 当研究所会員の市町村・農協・団体並びに支庁・普及センター・農業試験場等
(3) 畑作部門
 6月に下記内容にて帯広市で開催予定である。
 基調講演「食料・農業・農村基本法と北海道農業」
 課題講演「コントラクタ事業の経済効果」
2.第8回通常総会特別講演
1)テ ー マ  「福祉事業と農協・行政の役割」
−JA(旧JAやいた)におけるデイサービスの運営について−
2)特別講演開催の目的
 北海道の農村では急速な高齢化が進み、担い手問題と伴に営農にも深刻な影響をきたし ている。  平成12年4月からの介護保険施行を前に、府県農協おける福祉事業の先進事例を解説す るとともに、JA並びに行政の役割について提言した。特に、JA高齢者福祉事業の具体 的な例を挙げながらJA運営に与える効果について提言することを目的にした。
3)開催日時・場所平成10年5月28日 (木)
4)基調講演栃木県塩野谷農業協同組合
 総合対策室長 斉藤 栄一 氏
5)参 加 者約100名