―東北農業から学ぶ地域振興―
1)研修の目的
いま北海道の農村では、高齢化の問題、担い手確保の問題、労働力不足の問題など多くの悩みを抱え、その中で今後の「まちづくり」「むらづくり」をどのように方向づけるかについて真剣に論議されている現在、北海道が抱えている問題は、早くから東北農業では経験しており、東北先進地域ではこれらの問題を克服し、新たな前進をめざして「まちづくり」「むらづくり」に取り組んでいる。
今回の研修では、東北の先進地事例に学び、講師を囲み、徹底討論の中から実践に役立つ地域計画づくりを支援するため、道内関係者の養成を行う目的で開催した。
2)開催日時 | 平成4年9月29日~30日 |
3)開催場所 | 江別市文京台北海道農業協同組合学校 |
4)講 演 | 「都市と農村の交流による地域づくり」 福島大学経済学部教授 守友 裕一 氏 |
「野菜と地域活動に活路を求めて」 青森県下田町農協参事 前川原 隆志 氏 |
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5)参加者 | 町・農協・農業改良普及所等の中堅職員36名が参加 (町10名、農協22名、農業改良普及所3名、全農札幌支所1名) |
1)研修の目的
世界的な食料需給の現況、将来見通しを探る中で、ウルグアイ・ラウンドの合意の方向と農産物の国際化の具体的プロセス、限界と問題点について、日本の食料自給率・備蓄論等「食と農」の課題を学んだ。(社)日本中小企業技術振興会北海道支部主催で行われ当研究所が後援、会員に出席を呼び掛けた。
2)開催日時 | 平成5年3月12日(金)13:00~16:30 |
3)開催場所 | 札幌市・札幌総合卸売センター共同会館3F |
4)講 演 | 「国際動向と世界の食料事情」 ―先進国の役割― 北海道大学農学部教授 黒柳 俊雄 氏 |
「開放経済体制下での食糧安全保障」 ―新農政プランの評価― 京都大学助教授 嘉田 良平 氏 |
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「食料備蓄対策の技術的考察」 ―冷熱エネルギーの利用― 北海道大学教授 佐伯 浩 氏 |
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5)参加者 | 中小企業技術振興会会員・当研究所会員等・ 各種行政'団体. 消費者等180名が参加した。 |