1)テ ー マ 「新政策と北海道農業の進路」
2)目 的
農水省は、平成4年6月「新政策」を打ち出し、その後、国は平成5年12月、ガットウルグアイ・ラウンドで抜きうち的に、米をはじめ農畜産物の自由化に踏み切った。そして、これの対策として平成6年7月に緊急農業・農村対策を発表する予定である。これら国の農業に対する対策は一貫して農業の国際化を受入れ、市場原理、競争条件の導入を図ることで大規模経営体の育成を主眼としている。
一方、北海道農業の現実は老齢化が進み、酪農地帯を中心に累積負債の増加、そして全般的に労働力不足に悩むなど困難な状況にあり、このことが担い手不足を招き、地域農業 の崩壊につながりかねない。
いま農村の現場では、農業者をはじめ農業関係者は、現状の国の政策では必ずしも地域 農業を救えるものではないという悩みと矛盾を感じている。
本シンポジウムでは、国の政策の問題点を明らかにし、地域農業の発展方向を示すことによって農村現場に自信と勇気を与えることを目的とする。
3)開催日時 | 平成6年7月27日(水) |
4)開催場所 | 札幌市・KKR札幌 |
5)開催内容 | (1) 基調講演「農業再構築と地域農業振興」 横浜国立大学 教授 田代 洋一 氏 |
2) 現場からの報告 ①稲作地帯 北竜町農協 参事 四辻 進 氏 ②畑作地帯 本別町農協 代表理事組合長 牧田 正利 氏 ③酪農地帯 前別海町農協 代表理事組合長 及川 利之 氏 ④生 協 コープさっぽろ農産部総括マネージャー 田鎖 忠利 氏 |
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(3) 座 長 協同組合通信社 社長 岩船 修 氏 |
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6)参 加 者 | 道・市町村・農協関係者など145名 |
1)テーマ時 | 「ガット、新農政、そして北海道農業」 |
2)開催日 | 平成6年5月13日 |
3)開催場所 | 札幌市・フジヤサンタスホテル |
4)講 師 | 札幌大学経済学部 教授 岩崎 徹 氏 |
5)参加者 | 総会出席者ほか関係者70名 |
1)テーマ | 「酪農の経営問題と農業経済研究者への期待」 |
2)開催日時 | 平成7年3月9日 |
3)開催場所 | 札幌市・北海道大学農学部 |
4)講 師 | 酪農家・中標津町農協 組合長 三友 盛行 氏 |
5)参加者 | 北海道農業研究会会員ほか関係者40名 |