会員サービスの強化を図るため、情報提供の一環として稲作・畑作・酪農の各部門を網羅した「総合研修会」を12月に札幌市において開催した(第16回)。
1)目 的
農業を巡る情勢は、セーフガードの発動及びその報復措置問題やカタールのドーハで開催される世界貿易機関(WTO)閣僚会議では農業自由化やダンピング問題で米国と日本・ECが再び対立する事が予想されている。今や農業問題はグローバルな視点で捉え、その対応を協議する必要に迫られている。 こうしたことを背景として「国際化の新段階と日本農業の戦略」をテーマとした研修会を開催した。
2)内 容
1. 開催日時 | 平成13年12月14日 |
2. 開催場所 | かでる2・7 札幌市中央区北2条西7丁目 |
3. 講 演 | |
1) テーマ | 「わが国の食料自給率低下の基本要因」 |
2) 講 師 | 日本女子大学 教授 今村 奈良臣 氏 |
4. パネルディスカッション | |
「北海道農業活性化の方策をさぐる」 | |
パネリスト | 酪農学園大学環境システム学部 教授 仙北 富志和 氏 |
北渡農業協同組合 代表理事組合長 太田 眞樹夫 氏 | |
ニセコ町農林課 課長 原田 正 氏 | |
助 言 者 | 日本女子大学家政学部教授 今村 奈良臣 氏 |
コーディネータ | 当研究所 常務理事 黒澤 不二男 |
5. 参 加 者 | 119 名 |
1)テ ー マ
「地域農業構造改革とその担い手問題」
2)開催の目的
地域の実情に応じ創意工夫を重ねつつ地域農業の確立をめざす取り組み事例を通して、地域農業の確立に向けた課題や方策を明らかにするとともに、その中における農業関係機関・団体の役割と活動の方向(支援システムの役割)について提起をする。
3)開催日時・場所 | 平成13年5月22日(火) 札幌市 共済ビル 7階「飛鳥の間」 |
4)基調講演 | 当研究所 理事 黒澤 不二男 |
5)参 加 者 | 約 80 名 |