1)概 要
豊かな大地と自然資源に恵まれた北の大地・北海道は、農業を基幹産業として「日本の食糧基地」の役割を果たしてきた。一方、21世紀に入り、サービス業を含む「6次産業」が台頭する中、北海道の豊かな自然資源や景観、独自の風土・文化は来訪者を魅了し、国内はもとより、海外、特にアジア諸国から「最も訪れたい・憧れの旅行目的地」としての評価を得てきている。
このように北海道の未来を担う2大基幹産業として位置づけられている農業と観光について、多摩大学の市岡教授に、「北の大地これからの可能性:農業と観光のステキなカンケイ」と題して講演会を開催し、現状の事例検証や今後の展望について提言・助言をいただいた。
2)開催日時 | 平成26年6月27日(金) 15時より | |
3)開催場所 | 共済ビル8階 弥生の間 札幌市中央区北4条西1丁目 |
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4)講 師 | 多摩大学 グローバルスタディーズ学部 教授 市岡 浩子 氏 | |
5)テーマ | 「北の大地これからの可能性:農業と観光のステキなカンケイ」 | |
6)参加者 | 79名 |
1)概要
現政府は、与党の安定多数を背景に、経済政策・安全保障政策をはじめとして、これまでの保守政権がやろうとしてやれなかった政策転換を図ろうとしている。農業政策においても、戦後の保守政治が守ってきた基調を大胆に変えようとしている。具体的な規制改革の検討は、政府の産業競争力会議や規制改革会議において進められ、2014年5月14日に規制改革会議・農業ワーキンググループが「農業改革に関する意見」を発表した。
この意見に対しては、全中をはじめとする農業団体や各方面から多くの批判や反論が出され、その問題の重要性が述べられている。
この様に、いま農業・農協改革をめぐり沸き起こりつつある議論について、その論点のポイントや懸念事項の検証を目的に、JA北海道中央会と共催のもと、当研究所としての研修会を開催した。講師として農業協同組合学の権威であり当研究所の太田原顧問から、農協が今日のような形と機能を持つに至った歴史的経緯や、世界の農協と比較した場合の日本的特質などの研修を図るとともに、「農業改革に関する意見」に対する問題点や矛盾点について提言・助言をいただいた。
2)開催日時 | 平成26年7月15日(火)14時から16時30分 |
3)開催場所 | 北農ビル19階 第2から4会議室 札幌市中央区北4条西1丁目 |
4)講 師 | 北海道大学名誉教授・ 北海道地域農業研究所 顧問 太田原 髙昭 氏 |
5)研修テーマ | 「農協組織・事業の改革のあり方―歴史と現実から学ぶー」 サブタイトル:規制改革会議「農業改革プラン」への徹底批判 |
6)参加者 | 149名 |