1)概 要
日本酪農の父とも呼ばれる黒澤酉蔵翁は、酪農の分野ばかりではなく、政治、そして教育の現場へと幅広い分野で活躍し、北海道農業に大いなる足跡を残している。
その黒澤酉蔵翁の生誕130年にあたり、黒澤 翁が創立した酪農学園と共催のもと、「遺訓を聴く~“健土と健民”に虹を架けた農思想」と題した講演会を開催した。
現在の酪農学園の仙北学園長を講師とし、学園長が編纂著作した黒澤 翁の遺訓「“健土と健民”に虹を架けた農思想」から、国家における農業の重要性、今日の日本農業にも通じる普遍的で継承すべき理念等について講演をいただいた。さらには、当研究所の太田原顧問から、黒澤翁の北海道農業への功績やその類まれな思想についてコメントをいただいた。
2)開催日時 | 平成27年5月28日(木)15時から17時 | |
3)開催場所 | JA北農ビル19階 第2から第4会議室(札幌市中央区北4条西1丁目) |
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4)講 師 | 学校法人 酪農学園学園長 仙北 富志和 氏 (コメント)北海道大学名誉教授・当研究所顧問 太田原 高昭 氏 |
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5)講演テーマ | 「黒澤酉蔵翁生誕130年・遺訓に聴く:“健土と健民”に虹を架けた農思想」 | |
6)参加者 | 98名 |
1)概要
日本の食料供給基地として、将来にわたり持続可能な農業と農村を実現するためは、担い手の継続的確保や、生産から販売に至るコスト削減、生産性・付加価値の向上など、所得確保に向けた努力の積み重ねが重要である。
特に、広い北海道の様々な地域で生産される農畜産物の多くを、道内の消費者はもとより、関東をはじめ道外へ安定的に供給販売するには、豊凶変動にも対応した、迅速かつ効率的な物流体制の維持・確保が求められる。さらには、これからの農畜産物輸出の拡大展開を図る上でも、物流の現状や今後の動向は重要なファクターと想定されることから、物流をテーマとした研修会を開催した。
講師として物流情勢全般の調査研究が専門である、(株)日通総合研究所の峯研究主査に、環境が大きく変化してきている物流事情と、北海道の農畜産物輸送への影響や今後の展望等について提言・助言をいただいた。
2)開催日時 | 平成27年12月1日(火)14時から16時 |
3)開催場所 | 全日空ホテル 3階 鳳の間 (札幌市中央区北3条西1丁目) |
4)講 師 | (株)日通総合研究所 経済研究部 研究主査 峯 猛 氏 |
5)研修テーマ | 「物流をめぐる環境変化に伴う北海道農畜産物への影響と今後の展望」 |
6)参加者 | 140名 |